「親しみやすい会社だと思っていました。その直感は間違っていませんでした。」就職活動中に企業訪問した際の第一印象は、活気にあふれる会社。人と人とのつながりは大同マシナリーの強みだと感じている。プロジェクトによっては、県外の作業現場へ出張することも多い。「いろんな人と情報を共有することは、自分自身のスキルアップや後輩の育成に役立つと考えています。」現地で出会う人々とのコミュニケーションは新しい刺激になっている。最近、尊敬する先輩が統括作業長に昇任したことも、彼に少しずつ変化をもたらした。「単に自分が成長するだけでなく、組織が一体となって成長しなければならないと思っています。」チーム全員が同じベクトルに向かっていくため、これからも人と人とのつながりを意識していく。

「あの時の鳥肌は、今でも忘れません。」初めて責任者として、CNCベンダーの新規据付から引渡しまで携わったプロジェクト。そこで、お客様に評価されたときの達成感を、今でも鮮明に覚えているという。社内外を含めたプロジェクト遂行、全体を指揮する立場として、円滑なコミュニケーションにこだわった。正確な情報伝達だけでなく、作業員の体調管理の徹底や、モチベーション管理にまで心を配った。この働きかけは間違っていなかった。当初予定していた工期を大幅に短縮させることに成功したのだ。若いうちからさまざまな仕事を任せてもらえる環境だからこそ、成長を意識できる。「何に関しても一番を目指したいんです。」今の目標は、3年以内に役職者になること。そして、もっとチームワークを存分に発揮できるような組織作りをしていきたいと話す。「技術職として腕を上げるために、みんなが切磋琢磨できる環境、みんなで励ましあえるような環境が理想」と考えている。